【完売御礼】かわにし能「橋弁慶」「隠狸」「鞍馬天狗」
2023年7月22日(土曜日)14時00分開演(13時30分開場)
会場:みつなかホール
友の会優待事業
3回目となるかわにし能、今回は源義経の幼少期牛若丸と名乗った時代が題材となっている演目です。
武蔵坊弁慶と牛若丸が出会った有名な話し「橋弁慶」と、鞍馬山の大天狗と牛若丸の絆を描いた「鞍馬天狗」。また、狂言は野村萬斎のみつなかホール初登場で「隠狸」をお届けします。
ご期待ください。
橋弁慶ー今村 哲朗
隠狸ー野村 萬斎
鞍馬天狗ー大西 礼久

あらすじ
橋弁慶 (はしべんけい)
比叡山西塔の近くに住む武蔵坊弁慶は五条の天神へ願掛けの為に日参しています。今夜が満願の日、出掛ける弁慶に從者が昨晩五条の橋に十二、三歳の少年が出て小太刀を振りかざし通行人を斬って回ったから今日はやめておいた方がいいと言います。弁慶は、一度は思い留まりますが弁慶ほどの者が聞き逃げは無念と討ち取ってやると決心し五条の橋に向かいます。
母の命により明日から鞍馬寺へ行くことになった牛若丸は、今夜を名残りと五条の橋に出て通行人を待ちます。
そこに弁慶がやって来ます。
弁慶は女装(薄衣を被き)した牛若丸に気を許し通り過ぎようとすると牛若丸は弁慶の長刀を蹴り上げ小太刀を抜き斬って掛かってきます。弁慶も牛若丸に斬り掛かりますが牛若丸の秘術に翻弄され降参し主従の契をし、九条の邸へお供します。

撮影・政川慎治
隠狸(かくしだぬき)
太郎冠者が内緒で狸を捕っていると聞いた主人は太郎冠者を呼出し問いただすが太郎冠者はシラを切り取り繕う。
そこで主人は太郎冠者に市場で狸を買ってくるよう言いつける。
太郎冠者は昨日捕まえた狸を市場で売ろうとするが様子を見に来た主人に見つかる。
狸を隠して取り繕う太郎冠者だが…さて

鞍馬天狗 白頭(くらまてんぐ はくとう)
鞍馬山の奥、僧正ヶ谷に住む山伏が鞍馬寺の人々の花見があると聞きやって来ます。
東谷の僧が稚児達を連れて花見にやって来ますがそこへ山伏が現れ興をそがれた一行はそのまま帰ります。
一人残された牛若丸(遮那王)は山伏に一緒に花を見ようと声を掛けられます。
山伏はこの子が源氏の公達であることを知っており、その境遇に同情し花の名所を案内します。
牛若丸が山伏に名を尋ねると山伏はこの山に住む大天狗であると名乗り、兵法を教えるので平家を滅ぼすように勧め、明日の再会を約束し飛び去ります。
長刀を携え待っている牛若丸のところへ大天狗が天狗共を引き連れやって来て、牛若丸に張良の故事を語り、兵法の秘伝を授け行末の武運を守ることを約束し消え失せます。
上演時間約3時間(休憩含む)
演目・出演
能 橋弁慶
シテ 武蔵坊弁慶 今村哲朗
トモ 従者 梅若雄一郎
子方 牛若丸 南潤之介
間狂言 早打 野村裕基
笛 赤井要佑
小鼓 清水晧祐
大鼓 山本寿弥
後見 梅若基徳、林本大
地謡 吉井基晴、上田大介、寺澤幸祐、長山耕三
井戸良祐、笠田祐樹、永田克壬、田中誠士
狂言 隠狸
シテ 太郎冠者 野村萬斎
アド 主人 野村太一郎
後見 内藤連
< 休憩 >
仕舞い
箙 梶原景季 梅若猶義
土蜘蛛 怪僧 吉井基晴
源頼光 吉井晟朝
地謡 寺澤幸祐、長山耕三、齊藤信輔、梅若利成
能 鞍馬天狗 白頭
シテ 山伏・天狗 大西礼久
子方 牛若丸 南櫻子
稚児 一般公募の子供達
ワキ 東谷の僧 福王知登
ワキツレ 従僧 喜多雅人
〃 〃 中村宜成
間狂言 能力 野村裕基
〃 木葉天狗 内藤連
笛 赤井啓三
小鼓 成田奏
大鼓 山本哲也
太鼓 中田弘美
後見 大西智久、上田大介、立花香寿子
地謡 梅若猶義、梅若基徳、井戸良祐、齊藤信輔
林本大、笠田祐樹、藤井丈雄、梅若秀成
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入場料
【公演終了】
〈全席指定席〉
一般 4,000円
友の会会員 3,500円
割引(小・中・高生、障がいのある人)2,600円
- 就学前のお子様の同伴・入場はお断りいたします。 前売にて完売の場合は、当日券はありませんのでご了承ください。
- 友の会会員料金は、みつなかホールのみのお取り扱いとなります。
- ホールには駐車場はありませんので、電車・バスをご利用ください。
みつなかホールは、午前9時から受付開始。
友の会優先予約(電話予約のみ):3月18日(土曜日)
一般発売開始:3月25日(土曜日)
主催
公益財団法人 川西市文化・スポーツ振興財団
前売券発売場所
この記事に関するお問い合わせ先
公益財団法人 川西市文化・スポーツ振興財団
文化部門(みつなかホール)
〒666-0015 川西市小花2丁目7番2号
電話番号:072-740-1117
ファックス:072-755-8200
更新日:2023年07月22日