【川西南中学校にてアウトリーチ授業を開催】2022年12月9日

当振興財団がアウトリーチ活動として行っている「学校・高齢者施設等への芸術家派遣事業」を、12月9日に川西市立川西南中学校にて実施いたしました。新型コロナウイルスの感染拡大の余波はいまだ収まらず、今回も感染防止として換気や手指の消毒を徹底しての実施となりました。

昨年度に引き続き講師として弦楽カルテットの「ルフト・ムジカ」の皆さん（チェロ：藤原克匡さん、ヴァイオリン：多田晴香さん、柳浦香澄さん、ヴィオラ：平井菜月美さん）をお招きし、1年生4クラスの皆さんにご参加いただきました。

授業はモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」からスタート、作曲家のエピソードや曲がつくられた背景、弦楽器の成り立ちを学生たちにユーモアを交えつつ、わかりすく説明しながらクラシックからアニメ音楽、タンゴやポップスなどジャンル幅広く演奏していただきました。また、指揮者体験やヴァイオリンとチェロの演奏体験コーナーでは、緊張しながらもカルテットとのコラボレーションを楽しむ生徒さんの姿を見ることが出来ました。授業の終盤では拍手が鳴りやまず、アンコールとして「紅蓮華」を演奏していただき、生徒の皆さんの手拍子とともに盛り上がって授業を終えました。生徒の皆さんは終始キラキラした表情で弦楽の生演奏、演奏体験を楽しんでいました。